大宮の街の魅力について

大宮市は合併により現在は「さいたま市」になっています。しかし大宮駅は現在もあり、地名が残され公共機関やチェーン店の名前でとして使われているので、他県民では混乱する人も多いのが現状です。現在の旧大宮市域は、旧大宮または大宮地区を指しています。旧大宮の中心部は、繁華街なので交通アクセスが良く県内を始め栃木や群馬県からも、若者など買い物客がやってきます。
街は、多くの大企業の工場があることで栄え、県下随一の商業都市になりました。また、人口40万人クラスの自治体でありながら地方交付税なしで発展することから、都市計画のモデルケースとされるほどになりました。また、大企業が本社を置くことも多く、代表的なのは「しまむら」「富士薬品」「カッパ・クリエイト(かっぱ寿司)」「アイダ設計」などです。
他には、電車の利便性があります。都心にも電車一本で行け40分ほどで到着できます。新幹線も停まるので、東北や上信越地方へのアクセスも便利です。これは逆に観光客にとっても便利で、多くの観光スポットが点在しているので、集客効果も期待できます。人気があるのは「氷川神社」「鉄道博物館」などで、とくに氷川神社の正月三が日の初詣の参拝者数は全国10位以内です。東京や埼玉にある200以上の氷川神社の総本社から「大宮氷川神社」と呼ばれています。
人口減少が問題になっている現在の日本で、これほど顕著に人口を維持している街も珍しく、魅力ある街といえます。